【履歴書風】真田信之について分かりやすく解説

日本史 戦国武将

真田幸村のお兄ちゃんってどんな人?

あまりぱっとしないよね

*この記事はそんな方に向けて書きました

 

こんにちは!

 

歴史オタクのりょーすけです!

 

今回は、かの有名な真田幸村(さなだゆきむら)の兄、

 

真田信之(さなだ のぶゆき)について履歴書風に紹介します!

 

正直、弟の幸村や父である昌幸(まさゆき)に比べると信之の功績はぱっとしないですよね

 

しかし、彼の存在が真田家の存続に大きく貢献したことは間違いありません

 

今回は真田信之の生涯をたどりながら、彼の人物像を明らかにしていきます

履歴書の項目

・基本情報

・周囲からどのような人だと言われるか

・戦国時代において力を入れたこと

・自己PR

・長所と短所

・入社後の働き方

基本情報

氏名:真田 信之(さなだ のぶゆき)                                     生年:1566年
出身地:信濃国(現在の長野県)
趣味:家族会議、長生きすること 

補足情報(真田家の分裂)

関ヶ原の戦いの際、真田家は西軍側(石田三成)と東軍側(徳川家康)にあえて分裂した

西軍側昌幸(父)、幸村(次男)

東軍側信之(長男)がついた

そうすることで、関ヶ原の戦いの勝敗に関係なく、真田家を存続させることができるからだ

周囲からどのような人だと言われるか  

私は「温厚篤実(おんこうとくじつ=穏やかで情が深く、誠実な人柄)と言われることが多いです。

私は父・昌幸や弟・幸村のような派手さはないものの、一貫して「堅実」かつ「冷静沈着」な判断を下し続けました。

関ヶ原の戦いでは、西軍側についた父や弟と敵対しましたが、二人を救うために奔走しました。

その結果、斬首されるはずだった父と弟を高野山への追放に踏みとどめました。

また、家臣からは「殿は、我々の生活を第一に考えてくださる」と慕われ、領民からは「穏やかで、争いを好まないお方」と尊敬を集めました。

派手な武功こそ少ないものの、その「危機管理能力」「調整力」は、周囲が最も評価する点でした。  

戦国時代において力を入れたこと  

私が生涯を通じて最も力を入れたのは、「存続」「安定」です。

具体的には、二度にわたる真田家の存続危機において、その手腕を発揮しました。

一度目は、父・昌幸と弟・幸村西軍につき、私が東軍についた関ヶ原の戦いです。

この時、私は徳川家康に対し、真田家の取り潰しを強く訴えました。小松姫(徳川家康の養女であり、私の妻)の助けも借り

「父や弟は、私の説得にも応じず西軍に加わった。しかし、私は徳川への忠誠を貫き通した。どうか、私一人の功績として真田家を存続させてほしい」

と訴えました。

結果、父と弟は高野山への追放となりましたが、真田家の存続は許されました。

二度目は、大坂の陣です。

再び徳川家と敵対した弟・幸村の活躍は目覚ましいものでしたが、私は徳川方として参戦。

戦後、弟の死後も「真田」の名が途絶えぬよう、再び家康に働きかけました。

これらの経験から得たのは、「いかにして組織を永続させるか」という視点と、「逆境において冷静に最善策を見出す」能力です。

また、領地経営においては、沼田領の支配確立に尽力しました。

複雑な利権が絡む中で、既存の対立を武力ではなく、粘り強い交渉と法整備によって解決に導きました。

これは、短期的な成果よりも、長期的な安定を重視する私の信念に基づいています。  

自己PR  

私は、一見すると地味かもしれませんが、「どんな状況下でも組織を守り抜く」という強い意志と、それを実現する「卓越した危機管理能力」を持っています。

戦国時代という先の見えない激動の時代において、真田家が今日まで存続できたのは、決して父や弟の武功だけではありません。

私は、変化の激しい時代だからこそ、常に最悪の事態を想定し、複数の選択肢を用意することを大切にしてきました

そして、真田家という小さな組織を守り抜いた経験は、貴社のような大規模な組織においても、必ずや貢献できると確信しております。  

長所 

1.危機回避能力と調整力 

 予測不能な事態においても、冷静沈着に対処し、関係者間の利害を調整する能力に長けています。

関ヶ原の戦いにおける真田家の存続、沼田領の紛争解決など、具体的な事例を挙げれば枚挙にいとまがありません。 

 2.実務能力と実行力 

 派手さはありませんが、地道な努力を厭わず、与えられた職務を確実に遂行する実務能力に優れています。

戦略の策定から実行まで、一貫して責任を持って取り組みます。  

 短所 

派手さに欠ける点です。

父や弟のようなカリスマ性や、派手な武功はありません。

そのため、初対面の方からは「地味」「面白みに欠ける」といった印象を持たれることがあるかもしれません。

しかし、私の真価は、時間をかけて信頼を築き、地道な努力によって発揮されるものです。 

 入社後の働き方  

 入社後は、まず貴社の現状と課題を深く理解することに注力いたします。

特に、「リスクとなりうる要因」「長期的な視点での改善点」について、私のこれまでの経験と照らし合わせながら分析を進めたいと考えております。

そして、私の強みである危機管理能力と調整力を活かし、「組織の安定と持続的成長」に貢献したいと強く願っております。

具体的には、次のような役割を担いたいと考えております。

まず、新規事業におけるリスクアセスメントと対策立案です。

新しい挑戦には常にリスクが伴います。

私の経験に基づき、事前に潜在的なリスクを洗い出し、実行可能な対策を立案することで、貴社の挑戦をより確実なものにいたします。

次に、部門間の連携強化と調整です。

組織が大きくなるほど、部門間の連携が課題となることがあります。

私は、異なる立場の意見を傾聴し、共通の目標に向かって調整を進めることで、組織全体の生産性向上に貢献いたします。 

前回の投稿

前回は徳四天王の一角を担った、榊原康政(さかきばら やすまさ)について紹介しました

井伊直政の赤備えが華やかに戦場を駆け抜ける一方で、康政は冷静沈着な戦略家として、徳川軍の屋台骨を支え続けました

今回と同様、履歴書風に面白く投稿したので気になる方はぜひご覧ください!

https://muromati1392.com/sakakibara/ ‎

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