小話(必読)
「えー、また城観るのー?」
と、家族で城巡りをしていた時に弟が放った言葉である
時代が違えばあやうく斬首するところであった
そう、僕はお城が大好きだ。
お城を見たときは飼い主をみつけた犬のように発狂する
そんなお城好きな僕が今回ご紹介するのは戦国の「城攻め」である
戦国の世ではどのように城を攻めていたのかを紹介するとともに
少しでも皆さんがお城に興味をもってもらえるように、いや
意地でも城好きにさせて僕に
「りょーすけお城デートしよ♡」
と言ってくれる女の子を量産させます
それでは戦国時代へ出陣!!
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時は戦国時代、各国の大名たちは自身の野望を果たそうと戦(いくさ)に明け暮れていた
戦は主に「野戦」と「攻城戦」に分けられ、鎌倉時代後期からは「攻城戦」が盛んに行われていた
この城をめぐる戦いは、城を攻める「攻城側」と城に籠って守る「籠城(ろうじょう)側」による攻防だ。
今回は「攻城側」の戦術について紹介する
力攻め
いわば一気にお城に攻めいって陥落させる戦術で、攻城側に圧倒的な兵力があるときに用いられる
しかし、デパートのバーゲンセールを狙うハンター(主婦)のように正面から突っ込んでも成功しない。攻城側には周到な準備と戦略が必要だ。
まず城から数キロ離れたところで柵などを用いて包囲し、外部から救援物資などが入るのを防ぐ
こうして城を孤立させてから城攻めを行う
力攻めは正攻法でかつ時間がかからないのがメリットだが、多大な犠牲を覚悟しなければならなかった。
そのため少なくとも籠城側の3倍の兵力が必要とされていたのだ。
実際、武田信玄が2万5千の兵を率いて徳川家康の領土に侵攻したのは
家康が率いていた兵が8千だという情報を掴んでいたからだという。
水攻め
次に紹介するのは「水攻め」
水攻めには城ごと水没させる戦法と水の補給を断つ戦法とに分けられる。
水の補給を断つには井戸や湧き水池などの水の手を占領すのと、水の手自体を破壊する方法がある。
例えば、井戸や湧き水などの水脈を断つために坑道を掘る方法がある。
一方で城ごと水没させる水攻めも使われていた。
映画「のぼうの城」で用いられたのが典型的な水攻めだ
城のまわりに堤防を築いて付近の川から水を引き、城を水中に取り残す戦術である。
いわば四面楚歌の状態だ。
しかしこれを実行するには大規模な土木工事を必要とし、大量の資金と人員を動員できる大名に限られた。
これを実際に行ったのが豊臣秀吉だった。
備中高松城、尾張竹ヶ鼻城、紀州太田城
この城で行われた水攻めはいずれも秀吉の指揮によるものだった
水攻めは莫大な費用と人員を必要とする一方、味方の犠牲を最小限にして成果を上げる戦術であった。
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以上が今回紹介した「城攻め」でした
次回は「兵糧攻め」や「奇襲」といった他の城攻めも紹介していくからぜひ見てみてね!
そしてどんどんお城について詳しくなって
僕をデートにお誘いください
攻城戦 第2弾の投稿です↓
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