【お城の教養】図を使って分かりやすく解説!お城の「破風」と「堀」編  

「君は彦根城の唐破風(からはふ)のように美しいよ」

「きゃっ♡(〃∇〃)」

「お城デート♡」推奨家ことりょーすけです!

彼女や好きな子を惚れさせたいそこのあなた

この記事を読めば「お城プロポーズ♡」が習得できちゃいます

それではさっそく、いざ出陣🐴

(前回は天守について解説しました⬇)

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破風(はふ)

破風とは、二枚の屋根を組んでできる三角形の壁面のこと 

 天守をより美しく飾る役割に加え、戦闘時には敵を迎え撃つ防御としての役割も担っていた 

 破風の型は

「入母屋(いりもや)破風」

「切妻(きりつま)破風」 

「唐(から)破風」

「千鳥(ちどり)破風」の四種類がある。 

多くの天守が複数の破風を組み合わせているが、彦根城では全ての破風を見ることができる

 また「千鳥破風」「入母屋破風」には、内部に狭い「破風の間」が設けらえている 

 ここに「鉄砲狭間(てっぽうはざま)」という小窓を作り、敵を鉄砲で狙い撃ちした 

 破風の間は二畳程度のスペースしかなく、弓を持ち込むことは難しかったので、武器は鉄砲が使用されていた 

 破風の間は天守から張り出しているため、死角が少なく、敵を狙うには格好の的であった 

 このように破風は天守の装飾に加え、防御施設としても機能していた 

 しかし争いが減っていく中で、めっきり破風は装飾用としてのみ使われるようになった 

 堀 (空堀・水堀)

 城全体を囲み、敵の侵入を防ぐ最前線の防衛基地 

 堀には空堀(からぼり)水堀(みずぼり)があり、堀の底の形によって四種類に分けられる 

「箱堀(はこぼり)」 

「毛抜堀(けぬきぼり)」   

「薬研堀(やけんぼり)」

「片薬研堀(かたやけんぼり)」

堀を造る際に出てきた土を盛り固めることでできるのが「土塁」

詳しくは下記のURLへ出陣🐴

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空堀

 空堀は水堀に比べ敵に侵入されやすいと思われるが、そもそも空堀は水の確保が困難な山城で使われるものだ 

 山の尾根を切断して敵の侵入を防ぐ堀切(ほりきり)や、その堀切を山の麓(ふもと)まで伸ばすように掘り続ける竪堀(たてぼり)が中心だった 

 鉄砲が普及すると障子堀(しょうじぼり)が造られるようになる 

 堀の底に田畑の畔(あぜ)のような幅の狭い土手を築いて、堀底を細かく区切ったものだ 

 いわば平均台が縦横に設置されているようであった 

 そのため敵は自由に動きにくく、城兵の格好の的になった 

 水堀 

 その名の通り堀を水で満たしたもので、多くの平地の堀では水堀が造られていた 

中には、城の内部に何重もの水堀を巡らす城や、水堀の中で水鳥を飼うことで、警戒装置の代わりとする城もあった

 そもそも、約30㎏もある鎧を武装した敵は水堀を泳ぎ切ることは困難な上、水底に先端が鋭い杭が打ち込まれており、水堀で命を落とす者もいた 

次回は「土塁」「石垣」について解説するのでお楽しみに!

今日も僕の記事を読んでくれてありがとうございました🍀

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